アプライド・ストーリーとはイギリスのドラマ教育手法アプライドドラマをベースに日本人向けに開発したもので、 ファシリテーターとアクターが参加者をストーリーの世界にいざない、参加者と一緒にストーリーをつくっていくワークショップです。
アプライド・ストーリーのルールは「他人の発言や表現を否定しない」こと。 童話や小説など様々なストーリーを利用してストーリーの場面や登場人物の心理を探り、自分の思いや考えを人に伝えて聞いてもらい、 他人の意見も受け止めることを通じて自己肯定感を高め、多文化との共生する力を培います。 また、力を合わせて表現をしたり、対極にある物事から選択・決断したりすることを通じてコミュニケーション力、表現力、思考力、判断力を養うことができます。
変化が激しく、あふれかえる情報に囲まれている今の時代はさまざまな文化、価値観が交差し、 その中で自分を見失い疲弊して心が疲れてしまう人も増えています。これからの時代を生き抜くには、誰かの情報をうのみにせず自分で判断し表現し、 自分も他人も認め共生できる「生きる力」が求められています。