2014年9月20日に開催した第2回アプライド・ストーリーのワークショップの開催報告です。
「スイミー」のお話をモチーフに「集団」と「個」について考えていきました。
「スイミー」なんて子供のお話と思うかもしれませんが、大人の目線からお話を見直したとき、自分の中に新たな気づきが発見されます。
身体を動かしストレス解消になるだけではなく、表現や対話を通して、自分を知り他人を知るきっかけともなる会となりました。
以下は参加者 30代男性のご感想です!
アプライドドラマ(Applied Drama:応用ドラマ)とは、イギリスで始まった教育の教授法の1つで、一人または複数のファシリテーターが、参加者と一緒に、あるストーリー(ドラマ)をつくっていくワークショップです。
イギリスでは小学校の授業プログラムとしても取り入れられており、大学、刑務所、高齢者施設や病院、養護施設 、福祉施設、図書館、博物館、歴史(建造物)、ビジネスなど幅広い分野に取り入れいるそうです。
…理屈はともかく、体を動かすって、こころが開放的な気分になります。
そして、ストーリーに沿って行動することで、人間の行動原理について「体で理解する」。そんな感覚です。
大人だと、いろいろな感情や理性が邪魔することもありそうだけど、子供だとよりすっと話の世界観に入って行って楽しめそう。うんうん。
ちなみに今回はさかなの「スイミー」のお話をモチーフに「集団」と「個」について考えるアクティビティでした。
「スイミー」なんて子供のお話と思うかもしれませんが、「個」と「集団」という複雑で深いテーマもシンプルなストーリーのほうが腑に落ちること多い。
大人目線でストーリーを追いなおすことで、自分の中に新たな気づきを得られる感覚。。
参加者には結構はまった人も多い様子で、早速「継続的にやろう」という声も。自分の思っていることを体で表現する機会って、今の世の中なかなかない気がするので、ストレス解消や自分を知り他人を知るきっかけともなるアクティビティだと思います。